左からベン・ロッテンボーン、アンバー・ハード、イレーヌ・ブレデホルト(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)
ジョニー・デップに敗訴し、835万ドルという莫大な額の賠償金を支払う義務を負ったアンバー・ハード。判決を不服として控訴中だが、控訴審を前に自身の弁護団のトップ、イレーヌ・ブレデホルト弁護士を解任したとTMZが報じている。
裁判初日の冒頭陳述を行ったベン・ロッテンボーンは留任。新たにデヴィッド・L・アクセルロッド、ジェイ・ウォード・ブラウンの2人を加えた布陣で控訴審に臨む。この2人はサラ・ペイリン元アラスカ州知事がNew York Times(NYT)を相手取って起こした名誉毀損裁判でNYT側の弁護を担当し、訴えを棄却させることに成功したコンビ。メディアの“言論の自由”を守ることを得意とするこの2人を、ハードが弁護団に迎えたことには大きな理由があるという。
裁判では主にDVの有無が争点となった。デップの元恋人であるケイト・モスもビデオを通じて証言台に立ち、「彼に暴力を振るわれたことなど一度もない」と断言して話題となった。
結局、ハードは完敗を喫することになったが、控訴審では「言論の自由」