くらし情報『みなし入院制度でコロナ自宅療養者に給付金 保険各社の対応は』

2022年8月26日 15:50

みなし入院制度でコロナ自宅療養者に給付金 保険各社の対応は

みなし入院制度でコロナ自宅療養者に給付金 保険各社の対応は


8月4日、日本生命は入院総合保険「NEW in 1」の入院一時金を、9月26日以降、最大40万円から最大30万円に引き下げると発表した。

この保険は従来の日額〇円×入院日数という入院給付金ではなく、日帰り入院でも入院初日にまとまった入院一時金が受け取れるのが特徴。それが受けて売り上げが伸びていたのだが、なぜ大切なセールスポイントの額を下げたのか。経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれたーー。

■家族がどんな保険に入っているかの確認を

日本生命が入院総合保険「NEW in 1」の入院一時金を引き下げる背景には、新型コロナの感染拡大と自宅療養者の増加があります。

保険会社は’20年の新型コロナ発生当初から、入院できない自宅療養者にも、「みなし入院」として入院給付金を支給してきました。ただ’22年度以降、みなし入院による給付金が激増しているのです。

日本生命グループのデータですが、みなし入院による給付金は’21年度の1年間で約13万件、約199億円でした。
それが’22年4〜6月の3カ月間で約26万件、約372億円と倍増。第7波に入った7〜8月はさらに感染者が増え、給付金はもっと増えるでしょう。

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