中川大志「“畠山殿ロス”は初座長を務める舞台で晴らす!」
その時代を知らない僕らの世代から見ると、すごく色鮮やかで、パワフルなんですよ」
作・演出は、中川のコメディー演技が開花したとも言われる『LIFE!人生に捧げるコント』(NHK)の脚本家の一人、倉持裕。
「演出してもらうのは初めてなんです。おそらく、僕が想像もしないようなこととか、倉持さんらしい笑いのエッセンスを入れてくるんじゃないかと楽しみにしています」
音楽劇と銘打たれた本作は歌唱シーンもふんだんに。主人公の鳴尾定が施術で美貌の歌手・桜木輝彦へと生まれ変わり、歌謡界を席巻するという展開。本誌の撮影でもノリノリでマイクを手に歌う姿を披露した。
「舞台で歌うこと自体、初めての挑戦。1年以上前からこの作品に向けてボイストレーニングをしてきたので、音楽も楽しみにしてほしいです」
本格的な舞台は初挑戦で初座長、今の意気込みは?
「舞台はずっと挑戦してみたかったんです。子どものころからよく舞台を見ていたし、俳優の先輩方が口をそろえて『若いうちにやったほうがいい』って。
演劇を経験されている方は、一緒にお芝居をしていても思いも寄らないような発想をされるんですよね。稽古期間中に何回もトライ&エラーして可能性を探る時間があるからなのかなあと思っていて、それを今回、身をもって経験できるのが、今から楽しみです」
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