2022年10月27日 17:49
カニエ・ウェスト スケッチャーズ本社にアポなし訪問するも門前払い
米国時間26日、カリフォルニアに現れたカニエ・ウェスト。資産の大部分を失ったとは思えない笑顔だ (写真:TMZ/Backgrid/アフロ)
反ユダヤ主義的な発言などのヘイトスピーチを垂れ流してきたカニエ・ウェスト(現在の本名はYe)が窮地に陥っている。ウェスト自身がプロデュースするスニーカーシリーズ「Yeezy」を売り出していたadidasをはじめ、GAP、BALENCIAGAなどのブランドが、ウェストとのパートナーシップを続々と解消したのだ。アパレル小売り大手のフット・ロッカーは、全店舗にYeezyのシューズをバックヤードに戻し、店頭に出さないよう指示したとHypeBeastが伝えた。
経済誌Forbesによると、企業との契約が無くなってしまったことで、ウェストは総資産のうち15億ドル(約2185億円)を失ったという。
さすがに焦ったのか、ウェストはスニーカーブランド「スケッチャーズ」のカリフォルニア州マンハッタンビーチにある本社にアポイントメントなしで電撃訪問したようだ。さらに、その訪問の様子を無許可で撮影していたといい、スケッチャーズの広報担当者は「重役2人が短い会話をした後、ウェスト一行を建物から退去させた」