くらし情報『『silent』最終回の裏で想の「甥の名前」が物議「優生の言葉の意味をわかってる?」』

『silent』最終回の裏で想の「甥の名前」が物議「優生の言葉の意味をわかってる?」

だと明らかになり、“優生思想を想起させる”と一部で批判の声が上がっているのだ。

8日に放送された第9話では、まだ妊娠中の華が“弟の病気がお腹の子供に遺伝するのでは”と気にするシーンがあった。

華は母・律子(篠原涼子)に「遺伝性ってさ、お母さんの子供が耳聞こえないってことはさ、私の子もありえるってことだよね」「どうすればいいの?もし(想と)同じ病気だったら」などと不安をぶつけた。しかし、出産後の検査で息子の耳は「聞こえる」と診断され、華は安堵する。

「華は息子に“優しく生きる”との意味を込めて『ゆうき』と名付けましたが、漢字表記の『優生』は字幕で判明したのです。華が出産前に遺伝性を気にしていたこともあり、障がい者を排除するような優生思想や旧優生保護法を連想した視聴者もいたようです。

加えて、本作の脚本家・生方美久さんは助産師の経験があるため、“そのような知識は有しているはず”と思った人も一部でいたようです。18日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、生方さんは『日本語が好き』『日本語がわかる人に観てほしい』と言葉へのこだわりを見せていました。
それだけに、“なぜ憶測を呼ぶような名前をつけたのか”と疑問の声が上がってしまったようです」

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