くらし情報『オフィスではEVホールへ…地震発生時の“圧死リスク”回避する行動』

2023年2月24日 11:00

オフィスではEVホールへ…地震発生時の“圧死リスク”回避する行動

家具の正面にいると、倒れてきて下敷きになってしまうことも。ぶつかって負傷すると、部屋から脱出するときに避難そのものが遅れてしまう。

【古い一軒家には耐震ベッドを】

築年数が古く、耐震住宅ではない一軒家の場合は、寝室などに耐震ベッドや耐震シェルターを設置したい。巨大地震によって建物が倒壊しても、そのスペースにいれば圧死を回避できる可能性が高くなる。ベッドなどは約20万円〜。自治体から補助金が出る場合もある。

【ビル内ではエレベーターホールへ】

オフィスビル内で大きな揺れが発生した際は、天井の崩落や照明器具の落下、書類棚やOA機器の転倒、落下物などに備えるために事務机、会議用の大テーブルなどの下にもぐる。揺れが収まったら、周囲に危険なものが少ないエレベーターホールを目指して、素早く退避しよう。
【エスカレーターでは手すりにしがみつく】

運転中のエスカレーター上で大きな揺れが発生したら、振り落とされないよう手すりにしがみつき、「つかまって!」と前後にいる人たちにも大声で伝える。踏段が崩落する恐れがあるので、揺れが収まったら素早くエスカレーターから離れ、非常階段を使って屋外に脱出する。

【スーパーでは従業員通用口付近へ】

発生直後、買い物かごなどですぐに頭部を守る。

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