くらし情報『東出昌大が演じるWinny事件のその後「天才が若い時間を裁判で費やしたことは切ない」』

2023年3月8日 17:00

東出昌大が演じるWinny事件のその後「天才が若い時間を裁判で費やしたことは切ない」

金子氏は2004年に著作権法違反幇助の容疑で逮捕。第一審で罰金150万円の有罪判決を受けたがその後控訴し、2011年に最高裁判所で無罪が確定している。しかし、結審から約1年半後に42歳で夭折してしまった。

東出は7年に及ぶ裁判記録を読み、弁護士立ち合いのもと模擬裁判も経験したという。さらに、当時の金子氏像に近づくため18キロもの増量に取り組んだ。

「増量は初めてだったのですが、1カ月で増やしました。基本は米と卵と鶏肉と納豆、そして整腸剤を1日6食です。太るとやっぱり膝を壊すらしく、痛くなっちゃったのですが、この作品を撮り終えた後に違う映画の撮影があったので、2週間で12キロ戻しました。
どうやら“逆リバウンド”という現象があるみたいで、急激に太ると、体は急激に痩せたがるんですよね」

金子氏の独特の話し方やキャラクターを再現するため、役作りに当てた1カ月間は、過去の映像などを見ながら四六時中マネをしていたという。

映画では、本編が終わった後に金子氏本人の映像が流れるが、その演出について東出は知らなかったそうだ。「完成した作品を見て、わっ…!って。でも(本人の)映像を見せる意義はありますよ」

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