、ハンブルク交響楽団(7月)、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団(10月)が名を連ねる。
中でも注目は、10月のオスロ・フィルを率いて再来日を果たす指揮者クラウス・マケラだ。長身痩躯でハンサムなマケラは、さながら俳優が指揮者を演じているかのようなカッコよさ。1996年1月17日生まれ(今年27歳)という若さにして、その能力も折り紙つきなだけに期待が募る。そして11月には、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団という3つの名門オーケストラが揃い踏み。にぎやかな秋になること間違いなしだ。
なにより嬉しいのは、GWの風物詩「ラ・フォル・ジュルネTOKYO」の復活だ。2020年のテーマでありながら中止となってしまった「ベートーヴェン」を再び掲げた同音楽祭の復活開催は、桜の季節の上野を彩る「東京・春・音楽祭」と共に、2023年のクラシック界を象徴する姿になりそうだ。
2023年のクラシック界に乞うご期待!
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