2024年4月26日 11:00
落語✕ダンス✕動物園! CHAiroiPLINおどる落語『らくだ』
振付家・演出家・ダンサーとして舞台だけでなく、テレビやMVの振付でも活躍するスズキ拓朗。彼が率いるダンスカンパニーCHAiroiPLINは、ダンスや歌、オノマトペなどをふんだんに用いた、ダンスを見たことのない人でも直感的に楽しめるエンターテインメント性の高い公演を重ねてきた。シェイクスピア、小説、童話、国宝である鳥獣戯画をダンスにしたおどるマンガ『鳥獣戯画』まで、ありとあらゆるものをダンスに仕立て、パフォーマンスを行っている。
スズキ拓朗撮影:HARU
そんな彼らが今回挑むのはおどる落語『らくだ』。落語という言葉だけで紡がれるものをダンスで表現すると聞くと難しく感じるが、そこはこれまでさまざまなものをダンスとして上演してきたCHAiroiPLINのこと。2022年にはおどる落語『あたま山』を上演しているが、その際もまさに山のような小道具のあるステージで、歌ありセリフありの公演が繰り広げられていた。
おどる落語『あたま山』2022年4月 三鷹市芸術文化センター星のホール(撮影:HARU)
今回はスズキによれば「動物園」がテーマになっているという。「らくだ」以外にも、久六が「ねこの久六」