2022年1月25日 07:00
藤原竜也×松山ケンイチ×神木隆之介、実力派俳優が思うエンターテインメントの未来「目の前のことをどう面白くしていくかを考える」
撮影 / 奥田耕平
友情とは何か? 正義とは何か?
思わずそんなことを考えてしまったのは、この映画を観たからだ。
スリリングな展開にゴクリと息を呑む、極限の新感覚サスペンス映画『ノイズ』。
絶海の孤島“猪狩島”に突然現れた一滴の“ノイズ”=サイコキラーを誤って殺してしまうことから、命懸けの死体隠しの幕が上がる。漫画家・筒井哲也による同名の大ヒットコミックを原作に、平和に暮らす島民の日常生活が、一気にダークサイドへと変貌する様を描く。
過疎化に苦しむ島で新たな名産品“黒イチジク”を生産し、島を再生させる希望の象徴的存在となる泉圭太役に藤原竜也、幼馴染で親友の猟師・田辺純役に松山ケンイチというふたりがW主演を務める。さらに、圭太と純を慕う新米警察官の守屋真一郎役に、神木隆之介。
日本を代表する実力派俳優が、今作で一堂に会した。“殺人の共犯者”となる3人を演じる、藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介に話を聞いた。
藤原竜也は大黒柱だから揺るがない
藤原と松山は映画『DEATH NOTE デスノート』(2006年)以来15年ぶりの本格共演、藤原と神木は『るろうに剣心』の「京都大火編」