2022年11月3日 15:30
『私の一ヶ月』新国立劇場で開幕 作・須貝英&演出・稲葉賀恵のコメント到着
(撮影:引地信彦)
新国立劇場 2022/2023シーズン演劇『私の一ヶ月』が、11月2日に東京・新国立劇場 小劇場で初日を迎えた。
『私の一ヶ月』は、2022/2023シーズン中に日本の劇作家の新作をお届けするシリーズ企画「未来につなぐもの」の第1弾で、ロンドンのロイヤルコート劇場と新国立劇場がタッグを組んだ、若手劇作家のためのワークショップから生まれた新作。物語は泉が日記を書いている2005年11月の和室、拓馬の両親が経営する2005年9月のコンビニ、明結(あゆ)がアルバイトを始めた2021年9月の都内大学図書館の閉架書庫といった3つの時空が交差する。出演者は村岡希美、藤野涼子、久保酎吉、つかもと景子、大石将弘、岡田義徳の6名が名を連ねている。
右から)村岡希美、藤野涼子(撮影:引地信彦)
併せて、作・須貝英と演出・稲葉賀恵からコメントが到着した。
■作・須貝英 コメント
想いを込めた新作を皆さんにご覧いただける喜びと、劇作家ワークショップからの長い旅路の終わりが見えてきた感慨が胸に押し寄せてきて、なんだか経験したことのない気持ちです。
この作品はワークショップの期間、上演が決まってからの期間と、たくさんの方に支えられながら成長を続けてきました。