くらし情報『現代のテクノロジー環境での多様な表現の展覧会『オープン・スペース 2021 ニュー・フラットランド』開催』

2021年10月22日 18:00

現代のテクノロジー環境での多様な表現の展覧会『オープン・スペース 2021 ニュー・フラットランド』開催

マヌエル・ロスナー《Surprisingly This Rather Works》 展示風景、ケーニッヒ・ギャラリー、2020年(参考図版)


メディア・アート作品の展示や、現代のメディア環境における多様な表現を取り上げる「オープン・スペース 2021ニュー・フラットランド」展が、10月30日(土)より、NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]ギャラリーBほかにて開催される。

展覧会タイトルの「ニュー・フラットランド」は、英国のエドウィン・A・アボットが1884年に書いた小説『フラットランドたくさんの次元のものがたり』(竹内薫/訳講談社)からインスパイアされており、一般的にフラットランド=2次元の平面世界からは、1次元や3次元の世界を知ることができない、と言われている。しかし、私たちは自分のまだ知り得ない世界の存在を想像し、未知の世界へと思考を広げてきた。

同展では、このような現代のテクノロジー環境を、新たな認識を生み出す可能性を持った新しいフラットランドと考え、閉ざされた次元を超えた世界を想像させるさまざまな表現を紹介。

例えば、2021年に制作された伊阪柊《Sprites》は、会場に置かれたアンテナが電磁波を検知すると、その強弱によって、リアルタイムに映像の中で「スプライト(雷)」が反応する。電磁波による自然環境や電子機器などへの影響を考察するインタラクティブな作品だ。

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