2022年6月14日 12:00
ヴィクトリア時代の華麗なるライフスタイルを展観『愛のヴィクトリアンジュエリー』7月1日より開催
《若き日のヴィクトリア女王》1842年頃 イギリスF.X.ヴィンターハルター工房穐葉アンティークジュウリー美術館蔵
19世紀、イギリス・ヴィクトリア女王の在位中に作られた「ヴィクトリアンジュエリー」を中心に、王室にまつわる宝飾品や著名なコレクションを紹介する『愛のヴィクトリアンジュエリー』が、7月1日(金)より八王子市夢美術館にて開催される。
1837年に18歳と若くして王位を継承し、母方の従弟に当たるザクセン=コーブルク=ゴータ公子アルバートと結婚したヴィクトリア女王。在位した1837年から1901年の間、イギリスは「太陽が沈まない帝国」と呼ばれるほど、世界中の物資がもたらされた最も輝かしい時代だった。
世界各地を植民地化し、一大植民地帝国を築きあげた時代でもあり、その治世の長さから19世紀ヨーロッパの王族貴族に絶対的な影響力を及ぼしていた。金や銀、ダイヤモンドに象牙など、様々な富が美しいデザインのジュエリーとして亨受され、アフタヌーンティーやウエディングもこの時代に完成したといわれている。
同展では、技巧を凝らしたアンティークジュエリーの数々をアフタヌーンティーの豪奢な銀食器やアンティークレースなどと合わせて紹介。