2023年2月14日 17:00
松平健×檀れい、明治座創業150周年を祝う記念公演で“お殿様”夫婦に!「最後はマツケンサンバで華やかに」
お客様の笑い声を受け取りつつ上手にストーリーに戻して、また笑っていただくような。そのラリーを楽しくやっていけたら。
──お芝居の一方で、笑いに舵を切りたい気持ちもおありになるのでしょうか?
檀うふふふ。どうなるかまだ未知数ですが、コロッケさんと久本さんを拝見していたら楽しくなって、「私も何かした方がよいかも」と思ってしまいそうです(笑)。
笑いや喜劇にどう向き合うか
──檀さんが笑いに前向きな姿勢でいらっしゃるのは、何か転機になるようなきっかけがあったのでしょうか? 最近はバラエティ番組で姿をお見かけする機会が増えてきたように思います。檀ここ数年、コロナ禍で世の中が鬱々としていましたよね。私が参加した作品は幸いにもすべて上演できたのですが、中止になってしまった公演がたくさんあることを受けて、「今度何かやるんだったら絶対楽しい作品がよい」「お客様が笑顔になるような演目に挑戦したい」と願っていたんです。そうしたら、この作品のオファーが!
松平そうでしたか(笑)!
檀はい。
それで「願えば叶うんだな」と感じました。
──喜劇やコメディに対して、どんな印象や想いを抱いていらっしゃいますか?
檀この世界では、よく「人を笑わせる喜劇がいちばん難しい」