2024年2月29日 12:00
超特急タカシ&シューヤのアコースティックライブ『せぶいれのうた』Zepp Haneda第2部レポート「この人と一緒なら死ぬまで歌い続けられる」
その曲は「FLASHBACK」。
勧められて、その曲が好きだった、という事実はシンプルに嬉しいことではないだろうか。
歌い終え、「ええ曲やな」とタカシ。「勧めたのよな、俺が。だからこれで披露しましたけど、ダンスついたらどんな感じになるのか」と9人でのパフォーマンスにも期待を寄せた。
そして、シューヤがやりたい曲を持ってきた、ということはもちろんタカシも。
「いろんな季節を歌う曲ってあるんですけど、この曲も超特急で季節を歌ってる曲なんやろな、って。でも僕にとって思い入れのある曲なんです」少し大人っぽくアレンジしているという曲のタイトルは「Whiteout」。
しっとりと落ち着いたアレンジは、ふたりのまとう空気も変化させていく。
サビのメロディが心をざわつかせる。そして重なる声が、切なさを加速させる。声で物語を感じさせてくれているようだ。
そんなしっとりとした空気感から一転、バンド隊が急にリズムを刻み始める。
そのリズムに客席も次の楽曲が何か、徐々に気がつき始める。
シューヤが「みなさん、テンション上げていけますか!」と呼びかけ、「宇宙ドライブ」のイントロが流れると、歓声が上がった。