2022年9月5日 07:00
鮮烈な演技が胸を打つ。役所広司、吉沢亮共演の映画『ファミリア』特報&ティザービジュアル解禁
久しぶりに焼き物の粘土を父子一緒にこねるなど、ささやかながら幸せな時間を過ごす家族のもとに、ケガを負った在日ブラジル人青年・マルコスが迷い込んで来る。
厳しい生活を送る中で半グレ集団にも目をつけられ追い詰められたマルコスは、亡き父の面影が重なる誠治に「日本人にもなれない!ブラジル人でもない」とやり場のない憤りをぶつける。やがて、理不尽な出来事に慟哭する誠治の姿や、彼を慕うマルコスやエリカの姿が壮大な音楽とともに映し出され、「父さん!話す言葉も育った環境も違うのにさ、俺たち家族になるんだよ」という学の幸せそうな言葉と、それを噛みしめるかのような“父”誠治の姿が胸を打つ。
役所と吉沢が、演技初挑戦の国際的キャストについて「オーディションで出演が決まった演技経験のない若い俳優たちがとてもフレッシュで魅力的です」(役所)、「国際色豊かなキャストの皆さんの、とてもフィクションとは思えない、生々しくもキラキラしたお芝居が本当に素晴らしいです」(吉沢)と語っている通り、特報映像でも存在感を放つ、国際的キャストの鮮烈な演技にも注目だ。また併せて解禁されたティザービジュアルには「その願い、絶望より深く、憎しみより強靭」