2021年10月9日 07:00
東西のベテラン講談師が“悪党列伝”を連続読み!10/10開催 玉川奈々福『奈々福の、惚れるひと。ー悪党列伝ー』
語る芸、話す術に魅せられた浪曲師、玉川奈々福が、日本の伝統話芸の分野で "惚れるひと"を紹介するシリーズ『奈々福の、惚れるひと。』。2018年にスタートした同シリーズが、今年も東京・池袋のあうるすぽっとで開催される。
第1回に柳家喬太郎と神田松之丞(現:神田伯山)を迎え、第2回は神田松鯉と春風亭一之輔、昨年の第3回は五街道雲助と神田阿久鯉と、これまで落語家と講談師をひとりずつ迎えて開催してきたが、第4回目となる今年は、『清水次郎長伝』『徳川天一坊』など古典から新作および文芸講談、さらに過去の経験による“アル中”講談でも知られる神田愛山(かんだ あいざん)と、『難波戦記』『祐天吉松』など長編講談の“続き読み”や、民謡・伝説を講談に見立てた“ふるさと講談”も人気の旭堂南海(きょくどう なんかい)という、東西のベテラン講談師ふたりが登場。愛山は『徳川天一坊』、南海は『浪花五人男』。江戸と浪速の悪党物語をいずれも長講で、昼夜にわたって語る。
ふたりに“惚れる”奈々福は、昼公演で『忠治旅日記山形屋』、夜公演で『小田原の猫餅』を披露。語り芸がお好きな方は必見の口演だ。
『奈々福の、惚れるひと。