2019年8月5日 00:00
『世界の涯ての鼓動』は大スケールのラブサスペンス 様々な想いをまとめる巨匠の演出に注目
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国際的なテロリストと、その活動を阻止しようとする諜報員、そして世界の起源を解明しようとする生物学者など、様々な思惑が交錯する状況のなかで恋愛ドラマが描かれる、盛りだくさんで大スケールの作品が、『世界の涯ての鼓動』だ。
テロリストを追うイギリスのスパイを演じるのは、『X-MEN』シリーズや、M・ナイト・シャマラン監督の『スプリット』『ミスター・ガラス』などで強烈な個性と幅の広い演技を見せたジェームズ・マカヴォイ。彼と恋に落ちる役を演じるのは、ガイ・リッチー監督のスパイ映画『コードネーム U.N.C.L.E.』や、冒険映画『トゥームレイダー ファースト・ミッション』で新生ララ・クロフトを演じたアリシア・ヴィキャンデル。本作でも世界の秘密を探るべく冒険する役柄だ。
ノルマンディーの海辺に佇むホテルで出会った、生物学者のダニー(アリシア・ヴィキャンデル)とジェームズ(ジェームズ・マカヴォイ)は、お互いこそがふさわしい相手だと気づき、すぐさま愛し合う仲になる。