2022年3月18日 07:00
BL東京の3連勝か? S東京ベイのリスタートか? 負けられないリーグワン第10節キックオフ!
クボタスピアーズ船橋・東京ベイにとって、確かな自信を手に入れた80分間となったことだろう。3月11日、『NTTジャパンラグビー リーグワン2022』第9節・東京サンゴリアスとの首位決戦に敗れはしたものの、好試合を繰り広げた。ほぼベストメンバーの東京SGに対して、S東京ベイは南アフリカ代表44キャップのHOマルコム・マークスに日本代表主将のFLピーター・ラピース・ラブスカフニ、そしてルアン・ボタ、デーヴィッド・ブルブリング、ヘル ウヴェのLO勢、さらにはニュージーランド代表48キャップのCTBライアン・クロッティを欠きながらも食らい付いたのだ。
キックオフ直後のディフェンスで、FLトゥパ フィナウがジャッカルからパワフルな突破を披露。パスを受けたLO青木祐樹が大きくゲインし、SH谷口和洋からSOバーナード・フォーリーにボールが渡ると、元ワラビーズの司令塔は右サイドのスペースへグラバーキック。走り込んだNO8ファウルア・マキシの鮮やかな先制トライと思いきや、ボールはこぼれてノックオン。それでもチャンスは潰えなかった。S東京ベイはインゴールまで残り5mの地点での相手ボールのスクラムを押し込んだ。