くらし情報『「飛躍力を鍛えて」宮沢りえが挑む、KERAの新作『骨と軽蔑』』

2024年1月25日 12:00

「飛躍力を鍛えて」宮沢りえが挑む、KERAの新作『骨と軽蔑』

宮沢りえ (撮影:石阪大輔)

(撮影:石阪大輔)



ケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)の過去戯曲を様々な演出家たちが新たに創り上げるシリーズ「KERA CROSS」。そのラストをKERA自身が新作を書き下ろして手掛ける。登場するのは女性7人のみ。そのひとりとなる宮沢りえにKERAとの創作について聞いた。

KERAさんの作品には両極端なものを感じます

──これまでKERAさんとは、『三人姉妹』(15年)、『ワーニャ伯父さん』(17年)、『桜の園』(20年/稽古のみで全公演中止)のチェーホフシリーズでご一緒されてきました。KERAさんの作品にはどんな印象をお持ちですか。

演じても観ていても、両極端なものを感じます。痛いけれど笑っちゃう、笑っちゃうけど悲しいというようなところがあるなと。
それを演じるのは大変ではありますけど。ある生々しさみたいなものも要求されますから。

「飛躍力を鍛えて」宮沢りえが挑む、KERAの新作『骨と軽蔑』


──気づきや刺激なども多い現場でしたか。

広いイメージを私たちにくれることもあれば、具体的におっしゃることもありました。『三人姉妹』では、「空気をどんどん壊すような女でいてほしい」とおっしゃったり、「宮沢りえが出したことのない音で高笑いしてください」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.