2023年9月27日 07:00
森崎ウィン、初挑戦の“二人ミュージカル”『ジョン&ジェン』は「やりがいしかありません! 」
撮影:塚田史香
1985年から現代にかけてのアメリカを舞台に、姉弟・母と息子という家族の姿から、人が自分の人生と向き合っていくことを描き出すミュージカル『ジョン&ジェン』。登場人物はジョンとジェンの二人のみ。ただし1幕では姉ジェンと弟ジョンの姉弟の話、2幕では姉ジェンが母親となり、その息子のジョンとの関係性が描かれていく、という凝った構成になっている。作曲は『アダムス・ファミリー』『ビッグ・フィッシュ』のアンドリュー・リッパが手掛け、1995年にオフ・ブロードウェイで初演。日本初演となる今回の上演は、ジョン役に森崎ウィンと田代万里生、ジェン役に新妻聖子と濱田めぐみという実力派が配された。たった二人で紡がれるこの珠玉のミュージカルに挑む森崎ウィンに話を聞いた。
とにかく経験してみたい
――作品の印象を教えてください。
僕はこの『ジョン&ジェン』でミュージカル出演は5作品目になります。
今までありがたいことに、大型作品に出演させていただいていましたが、今回“二人ミュージカル”という点に惹かれ、ぜひ挑戦したいと思ったし、そういう作品に声をかけてもらったことが純粋に嬉しいです。また内容も、「これは子役がいるってこと……?」