秋のクラシックシーンを彩る人気イベント<サントリーホールARKクラシックス>が開幕した(10月2日〜4日:サントリーホール)。
3年目を迎える今回も、アーティスティック・リーダー辻井伸行(ピアノ)と三浦文彰(ヴァイオリン)を軸に、実に魅力的なコンサートの数々が予定される。アルティ弦楽四重奏団や江口玲(ピアノ)に田村響(ピアノ)などなど、日本を代表するアーティストが顔を揃えるこのイベントは、今が旬の日本の音楽界を味わうのにぴったり。まさに“天高く馬肥ゆる”芸術の秋にふさわしい音楽祭と言えそうだ。
今年も、ワイン片手に楽しめる、カラヤン広場でのパブリックビューイングが予定されるなど、堅苦しさとは無縁のリラックスした雰囲気が味わえるステージの数々に注目だ。
https://avex.jp/classics/arkclassics2020/
さらに10月8日からは、ベートーヴェン・イヤーに照準を合わせた「辻井伸行プレミアム・リサイタル」も予定される。オール・ベートーヴェン・プログラムで披露されるのは、辻井伸行の名を一躍有名にした「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」で大きな話題を呼んだベートーヴェンのピアノソナタ第29番「ハンマークラヴィア」