くらし情報『夜の無人島を舞台に行われる異色のアートイベント「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」開催』

2022年1月7日 18:00

夜の無人島を舞台に行われる異色のアートイベント「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」開催

hakuten HAKUTEN CREATIVE2019年の展示風景写真:金東奎


夜の猿島を舞台に2019年に開催され、大きな話題となったアートイベント「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」が、「音」をテーマに再び開催されることとなった。2022年1月22日(日)~3月6日(日)の金土日と休日、および2月10日(木)の全22日間の開催となる。

横須賀・三笠桟橋からフェリーで約10分のところにある東京湾唯一の無人島、猿島。弥生時代の貝塚や明治時代初期から築かれた砲台跡などが自然と融和し、独特の景観を生み出している。島の大きさは周囲1.7キロ。通常は入ることができない夜間に行われるこのイベントでは、観客は真っ暗闇のなか島を歩きながら点在する作品を見て回ることになる。

今回は参加するアーティストは13組。2000年頃より夜の空を飛ぶ飛行機の軌跡と地上にある構造物とを大判のフィルムカメラで撮影した風景のシリーズを『風速0』として発表している忽那光一郎は、猿島で撮り下ろした飛行機の光の軌跡を島内に展示予定。
看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンス、映像、インスタレーショ ンなど、形式を特定せず制作を展開している中﨑通は、島内に残るレンガからイメージを想起させた作品を展示予定。

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