2023年11月24日 14:50
劇団印象の鈴木アツトによる書き下ろし戯曲『みえないくに』上演決定
「日本の演劇人を育てるプロジェクト」文化庁 海外研修の成果公演『みえないくに』が、2024年1月18日(木) から21日(日) に東京芸術劇場シアターイーストで上演される。
本作は、文化庁新進芸術家海外研修制度において、イギリスで研修・研鑽を積んだ劇団印象の鈴木アツトが、成果を発表すべく演出した書き下ろし戯曲。鴨橋真由は、日本ではマイナー言語であるグラゴニア語を独学で学んだグラゴニア語研究のパイオニア。彼女の夢は、『グラ日・日グラ辞典』という辞書を日本で出版すること。小さな出版社「月銭社(げっせんしゃ)」の編集者・重山朝子に、ダメもとで出版を提案したところ、定年間近の重山は、退社前に意義のある本を出したいと思っていたこともあり、乗り気になる。そして社内会議でOKをもらえたところまでこぎつけたのだが、そこへグラゴニアが隣国に侵攻したというニュースが飛び込んでくる――。
出演者は、壮一帆、岡千絵、土居裕子といったベテラン俳優陣が名を連ねた。チケットは12月1日(金) より一般発売がスタートする。
■作・演出:鈴木アツト コメント
イタリア語には「Traduttore, traditore」