くらし情報『パナソニック汐留美術館『クールベと海展』6月1日より再開! レアリスムの巨匠による海の風景画の特異性を探る』

2021年6月1日 18:00

パナソニック汐留美術館『クールベと海展』6月1日より再開! レアリスムの巨匠による海の風景画の特異性を探る

展示風景より


写実主義の画家として活躍し、後に続く印象派にも大きな影響を与えたクールベ。彼が好んで描いた海を主題とした展覧会『クールベと海 展ーフランス近代 自然へのまなざし』が、パナソニック汐留美術館で6月13日(日)まで開催されている。

対象を忠実に描き出す写実主義の画家、クールベはスイス国境近くの山間地、オルナンの出身。本展は、22歳まで海を見たことがなかったクールベの自然との関わり、そして同時代の画家たちの海を描いた作品をあわせて紹介していくものだ。


パナソニック汐留美術館『クールベと海展』6月1日より再開! レアリスムの巨匠による海の風景画の特異性を探る

クールベと海展のエントランス
展覧会は5章構成。第一章「クールベと自然」、第二章「クールベと動物」の章では、山に囲まれた小さな村で育ったクールベと自然とのかかわりについて、作品とともに迫っていく。起伏に富んだ故郷や、野生の動物など自然をモチーフとした絵を彼は繰り返し、理想化させることなく描いていた。彼にとって、自然は非常に身近な存在だったのだろう。

パナソニック汐留美術館『クールベと海展』6月1日より再開! レアリスムの巨匠による海の風景画の特異性を探る

第一章「クールベと自然」展示風景。
左はギュスターヴ・クールベ《岩山の風景、ジュラ》1856年
パナソニック汐留美術館『クールベと海展』6月1日より再開! レアリスムの巨匠による海の風景画の特異性を探る

第一章「クールベと自然」展示風景 右はギュスターヴ・クールべ《セイ=アン=バレーの水車小屋》1858年
パナソニック汐留美術館『クールベと海展』6月1日より再開! レアリスムの巨匠による海の風景画の特異性を探る

第二章「クールベと動物」

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