くらし情報『山種コレクションの上村松園・松篁作品を一挙公開! 『上村松園・松篁 ―美人画と花鳥画の世界―』展、2月5日より開催』

2022年1月25日 12:00

山種コレクションの上村松園・松篁作品を一挙公開! 『上村松園・松篁 ―美人画と花鳥画の世界―』展、2月5日より開催

上村松園 《春のよそをひ》 1936(昭和11)年頃 山種美術館


1966年、日本初の日本画専門の美術館として開館。2021年に開館 55 周年を迎え、一年を通じ特別展を開催してきた山種美術館。その最後を飾る展覧会『【開館55周年記念特別展】上村松園・松篁 ―美人画と花鳥画の世界―』が、2月5日(土)より開催される。

美人画の名手として知られる女性画家・上村松園(1875-1949)と、その長男で生誕 120 年を迎える上村松篁(1902-2001)。京都で生まれ 育った松園は、早くから頭角を現し、江戸や明治の風俗、和漢の古典に取材した女性像を数多く描いた。文展や帝展など数々の展覧会に出品を重ね、1948 年には女性として初めて文化勲章を受章している。
松園の長男である上村松篁も京都で生まれ育ち、官展を中心に出品を重ねたのち、1948 年には創造美術(現・創画会)を結成して活躍。1984年には文化勲章を受章し、写実を基礎とする、洗練された格調高い花鳥の姿を描き続け、京都画壇を牽引した。


同館創立者で初代館長の山﨑種二は、松園と親しく交流しながら作品を蒐集。代表作である《砧》《牡丹雪》を含む、計 18 点の松園作品を所蔵しており、屈指の松園コレクションとして知られている。

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