2022年1月4日 19:00
【ライブレポート】Wienners 下北沢SHELTERで2021年を締めくくる年末忘年会!?
現在の音楽シーンにおいても類型バンドは見当たらない。
奇しくも12月25日に1stアルバム『CULT POP JAPAN』、1stミニ・アルバム『W』、2ndアルバム『UTOPIA』、3rdアルバム『DIAMOND』と初期作品をサブスク解禁したばかりで、今日もそれらの作品から楽曲をプレイしていた。ライブで聴きながら、これからも埋もれた良質曲にもっと光を当てて欲しいと願わずにはいられなかった。
後半は最新曲「FACTION」を放ち、パンキッシュでシアトリカル、無類のポップネスで会場を激しく焚き付けていった。続いて、玉屋のポエトリー風のヴォーカルが新鮮な「SUPER THANKS」、ロマンチックなメロディを配した「ドリームビート」も最高であった。「もうひと暴れしますか?」と玉屋が叫び、「蒼天ディライト」、「UNITY」でお祭り状態のパーティー感を演出し、ようやく本編終了。
鳴り止まぬアンコールに応えると、メンバー4人が再び登場。「(2021年は)ライブできそうでできなかったり、浮き沈み激しかったけど、今日ライブできて良かった!」とKOZO(Ds)は興奮気味に伝えると、「私は未来を見て生きていく!」