2023年11月10日 08:00
吉沢亮が「家族」に思うこと「絶対に信頼できる一番の味方」
やっぱり若い頃は、家族はいないと生きていけない存在でしたよね。でも、この年になってくると、ちょくちょく連絡は取っているのですけど、なかなか会えてもいないですし。
けどやっぱり、一番安心する空間ではあると思います。今この仕事をさせてもらっていて、周りにいる人間が本当に全員信用できるのかというと、難しかったりしますけど、家族だけは絶対信頼できる、といういう根拠はありますね。そういう意味では一番の味方です。
――作品の問いかけのひとつでもあるかとは思うんですが、吉沢さんは、現在の家族の形についてどういうふうな印象を受けますか。法律に乗っ取ったものもあれば、そうでないものもありますし。
難しいですよね。
何を家族と呼ぶかも人それぞれですし。血が繋がっていようがなかろうが、どういう環境かだとか、どういうタイミングで出会ったかでいろいろあると思うんです。そういう意味では、多様化されいているんじゃないかと思います。
――ちなみに、吉沢さんは理想の家族像はありますか?
やっぱり年を取って死ぬときに笑顔で死にたいな、と最近思います。
笑顔で死ぬためにはどうすればいいんだろうと考えていたんですけど、渋沢栄一さんを演じたときに、死ぬときはいろんな人に囲まれていて、この空間はいいな、ということは思いました。