くらし情報『市村正親のひとり芝居『市村座』開幕 40曲超の歴代出演ミュージカルナンバーを披露』

2023年2月27日 17:20

市村正親のひとり芝居『市村座』開幕 40曲超の歴代出演ミュージカルナンバーを披露

(『屋根の上のヴァイオリン弾き』)で軽やかに舞う。「マイ・フレンズ」(『スウィーニー・トッド』)ではカミソリを手に復讐心を燃やし、「最後の願い」(『生きる』)では市民課長・渡辺勘治として再生を決心する。役の幅広さたるや、市村は一体どれだけの表現、引き出しを持っているのだろう? 市村が歌うとその場面がパーッと目前に広がる。きっとどの人物にも真摯に魂を吹き込んできたのだろう。間違いなく役者になるために生まれてきた人なのだと胸に迫るものがあった。

市村正親のひとり芝居『市村座』開幕 40曲超の歴代出演ミュージカルナンバーを披露

市村正親のひとり芝居『市村座』開幕 40曲超の歴代出演ミュージカルナンバーを披露


お子さん二人もパフォーマンスに参加。優汰さんと次男さんは『コーラスライン』の「ぼくって誰だ」をデュエット。また優汰さんは『キャバレー』の「ヴィルコメン」にのせて華麗なタップで場を沸かせた。次男さんは『人間になりたがった猫』の「自己紹介」や「青い鳥」を独唱、素直な美声でこの先が楽しみだ。

市村正親のひとり芝居『市村座』開幕 40曲超の歴代出演ミュージカルナンバーを披露


ラストは市村座恒例の長編歌謡浪曲「俵星玄蕃」。歌、語り、芝居、振り、浪曲が詰まったこの難曲、市村は今回も力強く高らかに歌い切ってみせた。またアンコールでは市村の役者人生を表した新曲「役者ほど素敵な人生はない」が披露された。


市村正親のひとり芝居『市村座』開幕 40曲超の歴代出演ミュージカルナンバーを披露


市村の過去と現在、そして未来を詰め込んだ『市村座』。

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