くらし情報『表情に着目した人物画を紹介『瞳の奥にあるもの -表情でみる人物画展-』5月25日より開催』

2023年5月15日 11:30

表情に着目した人物画を紹介『瞳の奥にあるもの -表情でみる人物画展-』5月25日より開催

廣戸絵美《冬萌》2022年


世界でも稀な写実絵画の専門美術館として、2010年の開館以来、様々なテーマで写実絵画を紹介してきた千葉市のホキ美術館で、人物画の表情に注目した特別展が5月25日(木)から11月5日(日)まで開催される。

写実絵画とは、対象を見たままに忠実に描くことを基本とする絵画だ。リアルな表現を求め、長い時間をかけて丁寧に、また様々な技法を駆使して緻密に描かれる。人物画、肖像画、風景画、静物画と、様々な主題があるが、人物画を特集する同展では、画家がモデルと対峙するなかで引き出す表情に着目している。

人物画は、微笑みを浮かべているものばかりではない。何かを訴えているような表情、戸惑っているような不安げな表情、挑むかのようにこちらを見つめる表情、一言では言い表せないあいまいな表情……。ときに謎めいたその表情をどのように受けとめるかは、観る者にまかされている。描かれた一人ひとりの表情とじっくり向き合うことで、作品と静かに対話を交わす機会をもたらしてくれるのが今回の展覧会だ。


今回、生島浩、石黒賢一郎、塩谷亮、廣戸絵美、藤田貴也、松永瑠利子、三重野慶、本木ひかり、羅展鵬(ローチャンペン)の9名が、初展示の新作を発表する。

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