2022年12月27日 17:00
【インタビュー】珠城りょう×渡辺大 会話劇と音楽、ダンスが融合した新しい『マヌエラ』を
珠城第二次世界大戦直前という時代を取り上げているのでヘビーな印象があるかもしれませんが、その中で様々な人間模様が描かれていて、いろんな人たちの会話の中でクスッと笑っていただけるようなところもあります。マヌエラ自身も芯がある強い女性と捉えられがちですがまだ幼かったり、芯はあれどチャーミングなところのある女性で、そういう部分も描かれているので、「ひとりの女性としてかわいらしい部分もあるんだな」と思っていただけたらと思います。
PARCO PRODUCE2023『マヌエラ』ビジュアル
あとはダンスがマヌエラの心情を表現する上でどういうふうに使われるのか、お稽古が始まってからわかってくる部分だと思うので、そこも楽しみです。大さんが演じられる海軍中尉との心の距離感をどう縮めていくのか? という部分も実際に稽古で立って、セリフを交わして初めてわかってくると思うので、そこも非常に楽しみにしています。
「この不思議なドギマギ、高揚感を舞台でも伝えられたら」(渡辺)
――「大さん」「たまちゃん」と呼び合っていますが、既に何度か会ってお話を……?
渡辺お会いしたのはまだ3~4回なんです。僕がなぜ「たまちゃん」