くらし情報『牛田智大、得意とするラフマニノフのピアノ協奏曲第2番をプラハ交響楽団と初共演』

2023年12月20日 12:00

牛田智大、得意とするラフマニノフのピアノ協奏曲第2番をプラハ交響楽団と初共演

牛田智大 ©Ariga Terasawa


常に深化を重ねるピアニストの牛田智大。24歳にして既に12年というキャリアを重ねながらも、常に謙虚に学ぶ姿勢を忘れず音楽向き合う彼の演奏は多くの感動を与えてくれる。そんな彼が2024年、早速得意とするレパートリーであるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を、プラハ交響楽団(指揮:トマーシュ・ブラウネル)との初共演で奏でる。

「プラハ交響楽団の皆さんの演奏はこれまでにもお聴きしており、その音色に感激していました。このオーケストラは2年前にブラウネルさんの指揮、ルカーシュ・ヴォンドラーチェクさんの独奏でラフマニノフのピアノ協奏曲の全曲録音を出されており、いま最もラフマニノフの音楽を知り尽くしている楽団の一つといっても過言ではありません」

以前から牛田はチェコのオーケストラの音色に感銘を受けていることがあるという。

「プラハ交響楽団に限らず、チェコのオーケストラは弦楽器の響きが特徴的で、すすり泣きを思わせるような、とても心を震わせる音を奏でてくださるのです。ラフマニノフはロシアの作曲家ですが、チェコと同じくスラブの民族性をもっているので、親和性があると思います。今回ご一緒させて頂くことで今までにない響きを皆様にお届けできるはず…と期待が膨らみますね」

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