くらし情報『山田裕貴、父の婚約者を愛してしまう役「苦しいですよ」 寺山修司・未上演の音楽劇『海王星』開幕』

2021年12月6日 16:10

山田裕貴、父の婚約者を愛してしまう役「苦しいですよ」 寺山修司・未上演の音楽劇『海王星』開幕

音楽劇『海王星』フォトコールより


寺山修司が「天井棧敷」結成前の1963年に書いた未上演の音楽劇『海王星』が12月6日より、東京・PARCO劇場で初演される。それに先立ち、フォトコールと記者会見が開催され、出演する山田裕貴、松雪泰子、ユースケ・サンタマリア、音楽・音楽監督を務める志磨遼平(ドレスコーズ)、演出の眞鍋卓嗣が出席した。

出港しない船上ホテルで、主人公・猛夫(山田)と父の婚約者・魔子(松雪)が出会い、愛し合うが、そんな2人の前に、海で遭難死したと思われていた父・彌平(ユースケ)が生還し現れる。山田がPARCO劇場の舞台に立つのは初めて。松雪は『藪原検校』、ユースケは『タンゴ・冬の終わりに』以来のPARCO劇場出演となる。


山田裕貴、父の婚約者を愛してしまう役「苦しいですよ」 寺山修司・未上演の音楽劇『海王星』開幕

山田裕貴
山田は「僕ら登場人物の感情の奥の奥、隅の隅まで伝えるには、どうしたら良いか。相当の技量と精神力が必要だなと思うし、集中力を切らさず演じなければいけない」と初日を迎えて緊張した面持ち。「感情がフラットでいられるシーンがないので、苦しいですよ(笑)」と役柄を語り、「若輩者で未熟者で、力不足を感じている日々ですけど、それがやりがいですし、日々進化していく舞台になれば」と闘志を燃やしていた。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.