2022年4月12日 20:07
岩田剛典、白石和彌監督と初タッグ「とても光栄」も「怖い数日だった」と告白
櫛木理宇の同名小説を実写映画化したサイコサスペンス『死刑にいたる病』の完成披露試写会が4月12日、都内で行われ、ダブル主演の阿部サダヲと岡田健史、共演する岩田剛典、中山美穂、白石和彌監督(『凶悪』『孤狼の血』)が出席した。
連続殺人で世間を震撼させ、死刑判決を受けた榛村(阿部)から、「最後の事件だけは冤罪。真犯人がいると証明してほしい」と手紙で依頼された大学生の雅也(岡田)が、真相を解明するために奔走する姿を描く。
イメージを覆す役どころに挑んだ阿部は「岡田くん演じる雅也と自分を重ね合わせて、ご覧になる皆さんも真犯人を想像してもられば。家に帰ったら、僕から手紙が届いているかもしれません」と駆け付けたファンに“挑戦状”。「白石監督の映像的なアイデアが詰まった作品」だと手応えを示した。
そんな阿部演じる殺人犯に翻ろうされる役どころの岡田は、「いろんな取材でもお話しているですが、阿部さんの家に行きたいなと思っていて。どんな生活をして、何を食べて、どんな役作りをしているのか」と阿部の“生態”に興味津々だった。
岩田は拘置所の待合室で雅也が見かける顔に痣のある長髪の男・金山という役どころ。