くらし情報『真田広之インタビュー。超大作『SHOGUN 将軍』は「僕にとって“最初の一輪”」』

2024年2月28日 07:00

真田広之インタビュー。超大作『SHOGUN 将軍』は「僕にとって“最初の一輪”」

もし、何か問題が起れば、僕がプロデューサーたちと話し合いました。もちろん、彼らにもやりたいことがあるわけですけど、その表現が日本人から見ておかしいものであれば、この作品では絶対にやってはいけない。最終的にはクリエイターのジャスティンが『日本のクルーの意見や指示をよく聞きなさい』と言ってくれるので、これまでとは段違いでした」

「ステレオタイプではない侍を描きたかった」

真田広之インタビュー。超大作『SHOGUN 将軍』は「僕にとって“最初の一輪”」


本作は現実の日本史からインスパイアされたフィクションで、日本を統べるべく武将たちが熾烈な争いを繰り広げていた戦国時代が舞台だ。それまで日本を統一していた太閤がこの世を去り、諸国は五人の大老によって治められていたが、関東地方を治める大名、吉井虎永(真田広之)は、五大老のひとり、石堂和成(平岳大)の策略によって他の大老たちと対立関係に陥ってしまう。絶体絶命の状況の中、虎永の領地に海外からの船が漂着し、彼は英語を話せるキリシタン、戸田鞠子(アンナ・サワイ)の通訳を得て、英国人航海士ジョン・ブラックソーン(コズモ・ジャーヴィス)と出会う。自由を奪われ、いつ首をはねられてもおかしくない立場に立たされた虎永の運命は決まったかに思えたが、彼には自らの宿命、そしてこの国の未来を変える“秘策”があった。

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