2021年11月9日 13:30
Chim↑Pom、⼩泉明郞、⽑利悠⼦ら、アーティスト16組によるコロナ禍以降の社会を探る展覧会開催
2021年6月に開催予定だった『「新しい成⻑」の提起 ポストコロナ社会を創造するアーツプロジェクト』が11月13日(土)より開催されることとなった。
この展覧会は、コロナ禍以降の大きな社会的課題と考えられる「新しい成長」に関する価値観・視点を、アーティストとの協働プロジェクトにより創出し、展覧会等を通じて広く社会へ提起することを目的として設立された「ポストコロナ・アーツ基⾦(PCAF: Post Covid-19 Arts Fund)」の企画によるもの。
いまだ収束の兆しが見えないコロナ禍にあるからこそ、これからの社会において本当に⼤切なものを考えていくことに⼤きな意味があると考え、⻑期的でサスティナブルな社会構築や、そこにおける公共性と市⺠性、労働と時間、地域とコミュニティ、幸福観と死⽣観などを、16組のアーティストによる新たな視点で提示する。
参加作家は、現代社会に介入したメッセージ性の強い作品を発表し、年明けより森美術館で個展が予定されているChim↑Pom、精神と身体の関係を探究し、演劇的な手法によって映像作品を生み出している⼩泉明郞、磁力や重力、空気の動きといった目に見えない力を感じさせるインスタレーションを制作している毛利悠子など。