くらし情報『【藤木直人インタビュー】三宅健との共演で挑む「奏劇」の魅力、そしてエンタテインメントに馳せる想い』

2022年11月29日 17:00

【藤木直人インタビュー】三宅健との共演で挑む「奏劇」の魅力、そしてエンタテインメントに馳せる想い

藤木直人 撮影:You Ishii

撮影:You Ishii



音楽家として第一線で活躍を続ける岩代太郎が、朗読による言葉と音楽とを融合させることで、新たな舞台芸術を創出した「奏劇」。初演から4年、その第2弾となる「奏劇 vol.2『Trio~君の歌が聴こえる』」が、12月、東京・よみうり大手町ホールにて上演される。そこで出演者のひとりでトム役の藤木直人に話を訊いた。

朗読劇には“演じることが出来ない”難しさがある

――朗読劇への出演は、2014年の「リーディングドラマ『Re:』」以来となりますね。

役者としての台詞はもちろん、音楽をやる時の楽譜や歌詞など、やはり“覚える”という作業は、非常に大きな比重を占めるものだと思います。その点朗読劇というのは、覚える作業がない分、大きな重荷がひとつなくなる。ただ逆に台詞を入れて演じるわけではない、台本に書かれた台詞を朗読するのであって、ある意味“演じる”ということが出来ないものでもあって。それはそれでとても難しい作業だなと思います。


以前やった『Re:』は、男女ふたりのメールのやり取りで物語が展開していく、つまりダイレクトな台詞のかけ合いではない分、ふたりの動きや感情を想像させる作品だったと思うんです。

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