くらし情報『都市の姿をジオラマのように撮影『本城直季 (un)real utopia』3月19日より開催』

2022年3月2日 12:00

都市の姿をジオラマのように撮影『本城直季 (un)real utopia』3月19日より開催

《Nakayama Racecourse, Chiba, Japan》2005(small planetシリーズより) (c) Naoki Honjo


2006年に「small planet」で木村伊兵衛写真賞を受賞。都市の姿をジオラマのように撮影する、独特の表現で知られる写真家・本城直季の大規模個展『本城直季(un)real utopia』が、3月19日(土)より、東京都写真美術館 地下1階展示室にて開催される。

同展では、アオリを利用した独自の表現を生み出すまでの試行期の作品から、木村伊兵衛写真賞を受賞した「small planet」のほか、 本来自然であるはずのサバンナに人工的な違和感を覚えカメラを向けた「kenya」シリーズ、地上からは全容が窺いしれない工業地帯を空から覗いた「industry」シリーズ、東日本大震災発生後東北を撮り下ろした「tohoku 311」の3シリーズを初公開。さらに、東京五輪開催を目前に控えた2021年夏と、同12月に撮影された東京を被写体とした撮り下ろし作品など、 未公開作を含む約200点を展示する。

生まれ育ったまちや世界に作りもののような違和感を覚え、この世界を知りたい、俯瞰してみたいと思っていた本城。その思いが作品制作の動機であり原動力だという。
ヘリコプターから撮影された、まるでミニチュア世界のように見える、私たちの不思議な“まち”を眺めてみたい。

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