2022年10月7日 17:00
カトリーヌ・ドヌーブ、最愛の息子がガンを患う母を熱演 『愛する人に伝える言葉』特別インタビュー映像公開
この度、公開されたのは、最愛の息子がガンを患うという、人生における最大の悲しみを受けた母を演じたドヌーヴのインタビュー映像。ドヌーヴは、患者には嘘をつかないという自身のやり方を本作に反映したエデ医師について、「重症患者に独特な態度で接しています」と表現した。「死期を伝えるのは確かにひどいと思われるかもしれません。アメリカでは違うかも。医師が余命をはっきり伝えることが多いですから。ヨーロッパとは大きな違いがある」と語った。
本作で惹かれたものとは?という問いにドヌーブは、「演じるというだけでなく、この脚本の映画化に参加するということです。物語も人物もすばらしかった。
とても難しくはありました。息子役のブノワにはもっと難しかったかも。すごく力強くて特別な物語でした。話し方や動き方も含め、よくある描き方とは、別のアプローチで人生を終える人々―確実に“最期が近い”人々を描いています」と答え、映画の企画に賛同し、母親役という枠に収まらず、映画の制作にも多大なる力を注いだことを明かした。「ブノワのことは以前から知っていますから、彼に再会して一緒に撮影に挑むとつながりを感じます。撮影以外で会うことはありませんけど、でも彼に再会すると、久しぶりだとは思えません。」