2022年5月26日 17:00
今市隆二インタビュー【前編】新曲『辛(つら)』への想い「悲しみや喪失感に寄り添えたら」
(撮影:川野結李歌)
三代目 J SOUL BROTHERSのボーカリスト、今市隆二がソロとして6月4日(土) からソロツアー『RYUJI IMAICHI CONCEPT LIVE 2022 “RILY’S NIGHT”』を開催する。それに先がけ、5月13日(金) には第1弾デジタルシングル『辛』(読み:つら)の配信が開始された。
これらの楽曲やソロツアーには今市はどんな想いを抱いているのか。
前後編でお届けする今回のインタビュー、まず前編では先行シングル『辛』について語ってもらった。
英語ではなく、日本語で歌う強みがあるなと思った
――新曲『辛』は、ものすごいインパクトのあるタイトルで驚きました。
今市ありがとうございます。
この曲は去年の年末から制作に入ったんですが、SNSが便利になっている分、現代病が生まれてきている気がしていて……。そこで悲しみや喪失感を感じることが増えてしまったんですよね。そこにフォーカスを当てた曲を作りたいと思ったんです。
今の情勢なども含めて、いろんな悲しみを背負っている方が多くいることに気づいたからこそ、少しでも寄り添えたらいいなって思ったんです。