くらし情報『【ライブレポート】w.o.d. 熱狂のツアーファイナルで見せた新旧織り交ぜたロックの世界観』

2022年11月30日 18:00

【ライブレポート】w.o.d. 熱狂のツアーファイナルで見せた新旧織り交ぜたロックの世界観

『w.o.d. ONE MAN TOUR “バック・トゥー・ザ・フューチャーIV”』2022年11月17日(木) Zepp DiverCity TOKYO Photo:小杉歩

Photo:小杉歩



w.o.d.は最新作4thアルバム『感情』の制作にあたって、自らの過去作を更新するべくそれまでの“3ピースバンドが一度に鳴らせる音”へのこだわりを置き、より幅広く豊かな音楽性を求めた。一方で録音方法は、それまでのデジタル機材でのベーシックトラック一発録りから、あえてテクノロジーを後退させアナログテープを選択。その結果、現在のモードと過去のレガシーとのシナジーが爆発し、サイトウタクヤ(Vo/Gt)がMCで「自分らのアルバム、めっちゃ聴いてます。今年一番いいアルバムちゃうかな」と少し恐縮しながらも自画自賛するほどの、進化的なロックを生み出す。

そして、そんなニューアルバムを引っ提げたツアーのファイナルもまた、w.o.d.の新章の始まりを告げるような進化に満ちたパフォーマンスを披露した。


【ライブレポート】w.o.d. 熱狂のツアーファイナルで見せた新旧織り交ぜたロックの世界観


まずはニューアルバムの冒頭を飾る「リビド」からスタート。サイトウの<馬鹿にしてよ 馬鹿にしてよ もっと馬鹿にしてくれ>という自暴自棄かつスリリングな独唱に観客は息を飲む。そこからサイトウが<リビド>と叫んだ瞬間に彼のギターとKen Mackay(Ba)、中島元良(Ds)によるグランジ直系のサウンドが響き、場内の温度は一気に沸騰する。

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