2022年5月25日 07:00
成田凌&伊藤沙莉が選ぶ「10年後の自分に聴かせたい歌」
撮影/友野雄
27歳。それは、なんだかとても微妙な年齢だ。無邪気に夢を見ていられるほど幼くはなくて、だけどすべてをあきらめきれるほど大人でもない。現実と、理想。自分と、周りの人たち。いろんなものと比べながら、あがいて、もがいて、未来を探し続ける。
そんな揺れる27歳の心を描いた群像劇がHuluオリジナル『あなたに聴かせたい歌があるんだ』(5月20日(金)からHulu独占配信・全8話)だ。高校2年の夏、教壇で女教師は生徒たちに告げた、「みなさんもこれから10年経ったら、必ず27歳になります。
そのときに後悔することが、私なんかより一つでも少ないことを私は本気で願っています」と。
それから10年。27歳になった元生徒たちは、人生の岐路に立たされていた。思い出すのは、夢は必ず叶うと信じていた17歳の頃に聴いたあの歌。もどかしくて、ほろ苦くて、とびっきりエモーショナルな青春の終わりの物語が、今、始まる。
そこで、役者の夢をあきらめ、平凡なサラリーマンとしてうだつの上がらない日々を送る荻野智史役の成田凌と、アイドルの夢に破れ、故郷へ帰る前田ゆか役の伊藤沙莉に、17歳と27歳の日々について語ってもらった。