2022年5月9日 18:00
「ディズニー・オン・クラシック ~夢とまほうの贈りもの 2022」開幕 名曲の数々がディズニー・アニメーションの歴史をひも解く
ディズニー・アニメーションや映画・テーマパークの音楽を、オーケストラとヴォーカリストの生演奏で届ける音楽会「ディズニー・オン・クラシック ~夢とまほうの贈りもの 2022」が5月7日、舞浜アンフィシアターで開幕した(全国12都市で15公演開催)。本稿では開幕を前に、同所で行われた公開リハーサルの模様をお届け。ディズニー・アニメーションの歴史を彩る名曲の数々をガラコンサート形式で披露する本公演、そこに散りばめられた“まほう”の数々を紹介したい。
すべてのディズニー・アニメーション作品で披露される象徴的で、なじみ深いキャッスルロゴで幕を開けた本公演。早速、幻想的な世界を旅する準備が整ったなか、まず披露されたのは1928年に公開され、ミッキーマウスが正式に映画デビューを飾った短編アニメーション『蒸気船ウィリー』。世界で初めて音声と映像がシンクロした作品でもあり、ステージ上では二期会のヴォーカリストたち、演奏するオーケストラ・ジャパンの打楽器奏者たちが、映像に合わせて汽笛や口笛、ヤギの鳴き声など効果音も担当。愛らしく、イタズラ好きなミッキーマウスの躍動が再現された。
続いて披露されたのは、世界初の長編アニメーション映画にして、今も世代を超えて愛される不朽の名作『白雪姫』だ。