2022年8月2日 17:00
名塚佳織が体感した『ONE PIECE』の揺るがない世界観【『ONE PIECE FILM RED』インタビュー】
撮影:源賀津己
8月6日より公開される、『ONE PIECE』映画最新作『FILM RED』。原作の尾田栄一郎が総合プロデューサーを務める『ONE PIECE FILM RED』で、声優・名塚佳織はヒロインのウタを演じている。
長年続いている大人気作でのヒロインかつ人気キャラクターである赤髪のシャンクスの娘を担当するにつけ、彼女にかかるプレッシャーは大きかっただろう。それでも、尾田栄一郎がイラストつきで書き記した緻密な資料を手がかりに、歌を担当するAdoの表現を参考に、田中真弓をはじめとするレギュラー陣が作る空気に抱かれ、谷口悟朗監督と模索しながら作り上げたウタは『ONE PIECE』の新たな扉を開くにふさわしいキャラクターへと昇華したのだった。
ウタは純粋で前向きな女の子。だけど突っ走りすぎてしまう一面も……
──『ONE PIECE FILM RED』のヒロインでもあり、赤髪のシャンクスの娘・ウタを演じると知った際の心境は?
名塚嬉しいのと同時に、プレッシャーで一瞬は押しつぶされそうになりましたが(笑)、本当に素敵な役をいただいたので、とにかく収録までにできる限りの準備をしていこうと思いました。