2022年10月12日 18:00
35点ものピカソ作品を日本初公開『ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』開幕
では、第二次世界大戦後に評価を確立したピカソとマティス、そしてこの時代に円熟期を迎えることとなったジャコメッティの作品で空間を構成する。ベルクグリューンが直接交流を持った3人の作品が一堂に会する空間を体験することで、彼の追求した美がどのようなものかを感じ取れるはずだ。
7章「空間の中の人物像 ― 第二次大戦後のピカソ、マティス、ジャコメッティ」展示風景より
左:アンリ・マティス《ロンドン、テートギャラリ−の展覧会(1953年)のためのポスター図案》1952年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵 右:アンリ・マティス《縄跳びをする青い裸婦》1952年ベルリン国立ベルクグリューン美術館蔵
ベルクグリューンの審美眼で選びぬかれた良作ばかりが並ぶ同展は、日本初公開の作品も多く、新しい発見と感動に満ちている。芸術の秋にぜひ訪れてみよう。
取材・文:浦島茂世
【開催情報】
『ピカソとその時代ベルリン国立ベルクグリューン美術館展』
2022年10月8日(土)~2023年1月22日(日)、国立西洋美術館にて開催
(https://picasso-and-his-time.jp/)
普段より早く帰宅した夫の”服装”に違和感。妻「ジャケットは?」→夫「えっ?」直後、夫の【衝撃発言】に…妻「はぁ?」