2021年4月10日 07:00
真風涼帆・潤花の宙組新トップコンビお披露目公演が開幕
4月10日(土)、宝塚歌劇団宙組によるMusical『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』が、東京・池袋の東京建物ブリリアホールで開幕する。
宙組トップスターに就任してまもなく3年半。円熟期を迎えた真風涼帆が、スーツにトレンチコート、ソフト帽の、これぞ宝塚の男役というスタイルで、表向きはオランダの外交官、実はイギリス諜報部のためにスパイを摘発するスパイキャッチャーの役に挑む。
相手役のバレエダンサーは、専科に異動し、次期花組トップ娘役就任が決まっている星風まどかの後を受け、新たに宙組トップ娘役の座に就いた潤花。これが新トップコンビのお披露目公演となる。
演出を手がける植田景子が書き下ろしたオリジナル・ミュージカル『Hotel Svizra House』は、第二次世界大戦下、中立国スイスのサン・モリッツにある高級ホテルを舞台に、戦火を逃れ、それぞれ事情を抱えて集まってきた、国籍も職業も様々な人たちが繰り広げるヒューマン・ドラマだ。
真風が演じるロベルト・フォン・アムスベルクは、オランダ貴族を父に、バレエ・リュスのダンサーを母に持つ、ロンドン駐在の外交官で、あるミッションのためにホテルを訪れ、ドイツ軍のパリ占領で失業したバレエダンサー、ニーナ・デュボワ(潤)