2023年5月29日 12:00
高橋一生・飯豊まりえのバディがパリへ「ジョジョの黄金の精神はとても勇気づけられるもの」
なので、最初に出力した露伴に一周して戻ってきた感じを『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』では出しています。
飯豊泉くんと露伴先生の長年バディとして積み重ねてきた距離感や関係性は変わっていません。でも今回、担当編集として露伴先生とルーヴルに行きますが、台本を読ませていただいた時に「少しは露伴先生を支えられるようになってきたのかな?」と感じましたし、その部分を意識しながら、今回も楽しく演じさせていただきました。
露伴と泉は不思議なバディ感がある
――露伴と泉の関係性を映画版として構築したときに、あらためて気づかれた部分はありますか。
高橋僕は、1期、2期、3期とシリーズを重ねてきて、はっきりよくわかってきたのは、泉くんはある意味、露伴にとって一番の強敵じゃないかということです。怪異を持ち込んできてしまいますから(笑)。ドラマでは、タイトルの通り露伴は動かない姿勢でいるのに、動かすネタを持ってきてしまうのは泉編集者なので、そういう認識でいます。だから、不思議なバディ感はあるんじゃないかなと。
飯豊良くも悪くも、露伴先生のことを思っての行動なのですが、裏目に出てしまいます(笑)。泉くんは、露伴先生とは少し違う方向から問題に迫っていきますが、デコボコ感があって、その関係性はずっと変わらないです。