くらし情報『『菅原伝授手習鑑』の全段通し上演が51年ぶりに実現へ』

2023年4月27日 18:05

『菅原伝授手習鑑』の全段通し上演が51年ぶりに実現へ

『菅原伝授手習鑑』二段目「丞相名残の段」


5月文楽公演が5月11日(木) から30日(火) まで、8・9月文楽公演が8月31日(木) から9月24日(日) まで国立劇場 小劇場で上演される。本公演内で『菅原伝授手習鑑』が全段通し上演されることが発表された。

浄瑠璃の三大名作のひとつである『菅原伝授手習鑑』は、初代竹田出雲、竹田小出雲(のちの二代目竹田出雲)、初代並木千柳、三好松洛による合作。平安時代の政治家であり文人でもあった菅原道真(作品中では菅丞相と呼ばれている)が、政敵である藤原時平の讒言により筑紫国太宰府に配流された政変「昌泰の変」を題材に描いたスケールの大きな時代物となっている。

今回は、事件の発端となる初段「大序(だいじょ)」から、上演機会が稀な二段目「安井汐待(やすいしおまち)の段」、四段目「北嵯峨(きたさが)の段」、五段目「大内天変(おおうちてんぺん)の段」を含む全五段を上演。全段が通して上演されるのは1972年以来、実に51年ぶりとなる。

5月公演は初段と二段目、8月・9月公演は三段目、四段目、五段目が上演される予定だ。

<公演情報>
初代国立劇場さよなら公演
公益財団法人文楽協会創立60周年記念
5月文楽公演

5月11日(木)

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