2024年5月17日 12:00
【インタビュー】ミュージカル版『無伴奏ソナタ-The Musical-』に平間壮一、大東立樹が参加
演劇集団キャラメルボックスの代表作で、過去三度の上演を重ねる人気作『無伴奏ソナタ』。その6年ぶりの上演が決定、キャストを一新しミュージカル版として甦る。子供時代の適性検査により、将来の職業を決定づけられる世界。そこで音楽の天才=メイカーとなったクリスチャンは、森の中でひとり、作曲に明け暮れる日々を送っていたのだが……。本格的な稽古開始を前に、クリスチャン役の平間壮一、ギレルモ役の大東立樹に話を訊いた。
――音楽の天才であるクリスチャンを平間さんが、そのクリスチャンに大きな影響を与えるギレルモを大東さんが演じられます。それぞれの人物像について、現段階ではどのように捉えていますか?
平間クリスチャンって30歳にしてはすごくピュアで、それが違和感というか、大人なのに子供過ぎるところがあると思うんです。それについて過去三度クリスチャン役をやられた多田(直人)さんに聞いてみると、映画の『アマデウス』を参考にされたそうで。
自分もモーツァルト役を演じた時に参考にした映画だったので、なるほどな、と。あと自分なりの解釈としては、確かにクリスチャンは適性検査で作曲家であるメイカーに向いていると判断されたわけですが、本人がやりたかったどうかはわからないと思ったんです。