2021年12月27日 19:00
市村正親「今からワクワク」 ライフ・ワークであるミュージカル『スクルージ~クリスマス・キャロル~』2022年12月上演決定
市村正親が主演を務めるミュージカル『スクルージ~クリスマス・キャロル~』が、2022年12月東京・日生劇場にて上演されることが決定した。
本作は、英国の国民的作家チャールズ・ディケンズの名作『クリスマス・キャロル』を原作としたクリスマスシーズンミュージカルの決定版。1970年12月にイギリスとアメリカで上映され、日本でも同時期に『クリスマス・キャロル』の邦題で公開された英国産ミュージカル映画『スクルージ』がもとになっている。
ミュージカル版『スクルージ』は1992年イギリス・バーミンガム アレクサンドラ・シアターで初演され、スクルージ役を演じたのは脚本・音楽・作詞のレスリー・ブリカッスの盟友アンソニー・ニューリーだった。日本での初演は1994年。この公演で市村正親が主演して以降97、99年、2013年に新演出版、2015年、2019年と市村自身ライフ・ワークとして再演を重ねている。
人嫌いのけちで意地悪な金貸しの老人だが、どこか滑稽で、愛嬌がある主人公・スクルージ。クリスマスイブの晩、亡くなったかつての親友・マーレーの亡霊とクリスマスの精霊たちが現れた。
彼らはスクルージを過去、現在、未来の旅へと連れていき、泣いたり笑ったり感動したり、スクルージは一夜の夢の中でその心根と運命を変えていく。